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正しい味覚を育てるには?

  • 管理栄養士ブログ

こんにちは!ほりえこども歯科クリニック管理栄養士の中川です!

 

新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

年が明けて早々悲しいニュースが多かったですね。大変な状況を見る度に、今ある日常が当たり前ではないことを実感します。万が一の場合の備えを今一度見直し、自分にできることをしていきたいと思います。

 

 

2024年も『歯科×栄養』をテーマに様々な情報をお届けできたらと思いますのでぜひお読みいただけると嬉しいです。

今年最初のブログは“味覚”についてのお話をしようと思います。

 

3歳までに一生の味覚が決まると言われているほど子どもの味覚は敏感です。味覚が形成されるメカニズムと、正しい味覚を育てるために気を付けることをお伝えします。

 

まずは味覚が形成されるメカニズムついて。

人間が感じる味覚は『甘味』『塩味』『旨味』『酸味』『苦味』の5種類で構成されており、それぞれ異なる信号の役割を担っています。

 

甘味:糖の存在を知らせる

塩味:ミネラルの存在を知らせる

旨味:タンパク質の存在を知らせる

酸味:腐敗を知らせる

苦味:毒を知らせる

 

甘味・塩味・旨味の3つは人間が生きていく上で欠かせない栄養素を知らせる信号であるため、本能的に好む味とされています。一方で、苦味・酸味は毒や腐敗を知らせる信号であるため、経験によって好んでいく味とされています。

 

これらの味を認識しているのが舌の表面にある“味蕾”という感覚器官です。

生まれたばかりの赤ちゃんで1万個ほど持っていますが成長とともに減少し、成人で約7000個、高齢者で3000個ほどになります。このことから、子どもの方が大人より味に敏感といえます。乳幼児の食事がいかに重要かがわかりますよね。

 

 

では次に正しい味覚を育てるために気を付けることをお伝えします。

乳幼児期に特に気を付けたいのが甘味の摂取です。甘味は本能的に好む味であり、依存性がとても高いものです。小さいうちからお菓子などの甘味を過剰に摂取してしまうと他の味覚を獲得しづらくなり、味覚が鈍感になってしまいます。また、一度やみつきになると大きくなってからもなかなかやめられず、生活習慣病のリスクが高まります。甘いもののデビューはなるべく遅めにし、ジュースは水割りから始めるのが理想的です。

 

また、正しい味覚を育てるには薄味を心掛けることがとても大切です。

食生活が豊かな現代は、濃い味の食品に出会う機会も多いと思います。小さい頃から日常的に濃い味のものに慣れてしまうと、味覚が鈍感になり食材本来の味がわからなくなってしまいます。素材の味を楽しめるというのはとても素敵なことです。できるだけ薄味を意識したいですね。

 

このように、人の味覚は乳幼児期に食べたものによって大きく左右されます。小さいうちから様々な食材を経験させ、美味しさの発見を積み重ねられるといいですね。

 

次回は味覚と好き嫌いの関係についてさらに詳しくお伝えしたいと思います。

 

 

 

ほりえこども歯科クリニック

 

管理栄養士 中川

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