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お口に合わせる離乳食~中期編~

  • 管理栄養士ブログ

こんにちは!ほりえこども歯科クリニック管理栄養士の中川です。

 

あっという間に5月も終わりを迎えますね。例年より早い梅雨入りに驚いています。

この時期はどうしても気分が下がってしまいますよね。そんな時の気分を上げる方法は美味しいものを食べる!に尽きます。食べているときが一番幸せを感じるわたしです。みなさんも上手に自分の機嫌を取りながら、この時期を一緒に乗り切りましょう。

 

それでは今回のお話に入っていきます。

前回に続いて、離乳中期(カミカミ期)編です!

 

離乳食初期の目標は『口を閉じて取り込み、ゴックンと飲み込むことができるようになる』であるとお伝えしました。では中期へ進むとどんな動きを獲得していくのでしょうか。

 

前回と同様、

・初期から中期へ移行するタイミング

・お口の状態

・食べさせ方のポイント

この3つの項目で説明していきたいと思います。

 

まずは、初期から中期へと移行するタイミングについて。

以前もお伝えした通り、月齢ではなくお口や体の発達に合わせて進めていくことがポイントです。

 

具体的には次のような様子が観察できるようになったら移行するタイミングです。

・食べ物を上手に飲み込める

・お座りが安定している

・生活のリズムが整っている

 

初期の離乳食をうまく飲み込めない場合、ステップアップするにはまだ早いかと。7~8カ月が目安とはされていますが、焦らず赤ちゃんのペースに合わせましょう。

 

 

続いてお口の状態を見ていきましょう。

下の前歯2本が生え始めます。

下の前歯が生えることによって、舌が前に出るのをせき止められます。

これまで前後運動が主だった舌が上下にも動かせるようになっていきます。

 

この時期の目標は、

『舌と上あごで食べ物をつぶすことができるようになる』です。

 

舌でつぶせる豆腐やプリンくらいの固さのものを与えていきます。目安としては親指と人差し指で食べ物を挟み、軽く力を入れたらつぶせる程度。大きさは、小さすぎると舌でつぶしにくいため、ある程度の大きさ(5㎜程度)にしましょう。徐々に徐々に大きくし、少しずつ形のあるものに慣らしていきましょう。

 

 

では最後に食べさせ方のポイントをお伝えします。

前回もお伝えした通り、スプーンを奥まで入れすぎないこと。上唇が閉じるのを待って水平に引き抜くこと。

 

そして食べる時の姿勢もポイントです。舌を上あごに押し当ててつぶすのに必要な力を入れやすいように足の裏が床や補助板にぴったりつく姿勢をとりましょう。

 

いろいろな味や舌ざわりを楽しめるように食材の種類を増やしていきましょう。

味付けは風味付け程度で素材の味を楽しめるといいですね。

 

 

ほりえこども歯科クリニック

 

管理栄養士 中川

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