こんにちは。今日は少し臨床と離れて孫との関わりを記述しますね。「エピローグ 小児歯科医こころの声」18章 「孫に学ぶ」から

孫とご先祖様
家の中を孫と手つないでお散歩する時、じいじは「なんなんなん行く?」と孫に話しかける。孫の手を引き「なんなんなん♪なんなんなん♪」と家の中を歩き回る。
一階の和室には仏壇があり仏壇の前には経台がある。経台の上には燭台、香炉、お線香に蝋燭、マッチにライターそしておりん。様々なものが並ぶ。本来ならばお寺様が経本を置く台であるがうちの経台はとっても賑やかである。
仏壇の前に孫がやってきた。手早く孫の手の届かないところへ経台の上に置いてあるものを避難させた。「チーン」と鳴らしてもいいよのつもりでおりんだけ残した。しかし大人の思惑は見事にはずれ孫はおりんを打つ棒をひと舐めし、おりんを連打。「チーン、チーン、チンチンチーン」けたたましい音が部屋中に広がりおりんが経台からころげ落ちていった。さぞかしご先祖様は苦笑いをされていることだろう。
ひと騒動あった後お数珠を手に「まんまんちゃ、まんまんちゃ」とご先祖様に手を合わせ頭を垂れた。いや正確に表現するなら、後ろから後頭部をそっと押し頭を垂れさせた。何度も何度も繰り返すことで利発な孫は学習し、最近はおりんを楽器のように連打しなくなった。孫って訳わからん。孫って面白い。








